[コメント] 人間の條件 第3部望郷篇・第4部戦雲篇(1959/日)
3・4部で描かれるもの、それは即ち軍隊であり、戦争(戦闘)である。
序盤は日本(人間)が何故戦争を起こすのか、を炙り出し、終盤はそれが齎す悲劇と地獄を描いた。挟まれた中盤はドラマツルギーとしては寧ろやや落ち着いているとさえ感じてしまうが、ここで描かれるものもまた非常に深刻且つ重要な問題である。ここで主人公梶にいわしめた台詞こそが作品全体(人間の條件)への鍵であるとも言える。すなわち「軍隊」である。
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