[コメント] スーパージャイアンツ 宇宙怪人出現(1958/日)
Super Giants第7作・一話完結。監督交代しても同じような子供向けお笑いアクションだが、せっかくの田原知佐子が活躍しないセンスは絶望的に貧しい。失って始めて判る石井輝男の美女使いの素晴らしさだった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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『スーパー・ジャイアンツ 宇宙怪人出現』となぜか中点が入る。
子供向けアクションは愉しめる。冒頭の朝見比呂志の追っかけは感じいいし、大谷友彦のアクマのような博士の肩に乗っているワシが箆棒。阿修羅みたいな宇宙怪人はインパクトがあり、驚いて汽車がひっくり返るのもむべなるかなと思われる。この怪人がふたつに分裂して港を飛翔する件にいい笑いがあり私的ベストショット。やられて臓器になったショットも奇妙だ。
宇宙暗黒党が狙うのは日本というのは、いつの間にかえらくスケールが小さくなったものだ。音楽も特徴がなくなった。しかし本作には、シリーズ白眉と云うべきいい科白があった。「おじさんは、どうしてそんなに強いの」「勇気と力を正義のために使うからだよ」。
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