コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 肉体の冠(1952/仏)

冒頭、男女を乗せて川面を滑るボートの情景は印象派の絵画を彷彿とさ、その陽光の下の一群がギャングと娼婦だというギャップ。無骨なセルジュ・レジアニ高倉健のようで、人懐っこいレイモン・ビュシェール松方弘樹がダブる正統派の男の友情物語。
ぽんしゅう

念ながらシモーヌ・シニョレには藤純子に負けず劣らずの艶はあっても可憐さはない。

フレンチ・ノワールに東映アウトロー映画を重ねる戯れに、我ながら呆れる。が、ジャック・ベッケルに敬意をはらいつつ、まんざらでもない気も、ちょっとしている。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。