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[コメント] フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996/米)

予備知識がないままに見たら、あの転換シーンで目を疑った。VIDEOのパッケージやストーリー解説、ここでネタバレしてないコメント群に感謝。
アルシュ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







主役が替わる替わる! そして、次々と処分される。

まずは、ゲッコー兄弟の弟を演じたタラちゃん。まるで役作りなんて必要ないような、偏執的なあの目つき。ジュリエット・ルイスちゃんのおみ足を這うよな目つきで睨め付ける。ジュリエット・ルイスちゃんピンチ!と心配させるほどの存在感。悪人という面では主役のジョージ・クルーニーを食っている。

”セックス・マシーン”のトム・サビーニも、ベトナム帰りの黒人もヴァンパイヤに向かう事となるや顔つきが精悍になり(妙に笑える)、一時は主役を張るかと思いきや、結局ヴァンパイヤに変身。

窮地に立つや牧師としての立場に戻るハーヴェイ・カイテルも一時は脱出へのキーパーソン。でもヴァンパイヤに噛まれてしまっては時間の問題。

東洋系の義理の息子も、クルーニーが倒された後で唯一頼りになる存在。ファイティングポーズをとって逞しさをみせるものの、パンチ一発で倒れてその後もヴァンパイヤ達に生きながらにして喰われると言う悲惨な最期を迎える。

結局、ジョージ・クルーニージュリエット・ルイスが生き残るんだけど、ジョージ・クルーニーは弟を反面教師にして11人で知的な泥棒稼業を営むようになり、ジュリエット・ルイスはキャンピングカーでギルバート・グレイプの元へ旅立って準主役になるのです。

(評価:★3)

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