[コメント] 南極物語(1983/日)
動物愛護の見地から見て、もう作れない…と思ったらハリウッドでリメイクされてしまいました。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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南極のタローとジローという実話を元にフジテレビが作り上げた物語で、多量のコマーシャルフィルムを流したことも幸いし、1983年邦画興行成績1位。配給収入56億円はそれまでの邦画興収の倍近い成績で、『もののけ姫』(1997)に抜かれるまでなんと14年間もトップの座を守り続けていた。
ただ、出来としてはあくまで普通かな?金はかけられているし、南極の寒さなんかはよく演出されていたけど、肝心の人間ドラマの方がどうにも印象に残らず。それに、人間の都合で連れて行って、生き残っていたからめでたしめでたし。という構成はどうなんだろう?美談よりも偽善性の方が目に付いてしまったよ。
それに観てもいないのに南極での犬のドラマ作られてもなあ。要するに完全フィクションなんだけど、それで次々に犬を殺していく訳だから、偽善よりも質の悪さばかりが目に付いてしまった。
観た時期も、丁度ひねくれ度合いが最も高かった中学校時期というのもまずかったかも。素直に泣くなんて事は出来なかったし、何よりこれで金を儲けているってんだから、と思うと、どうにもやりきれない気分ってのが出てきてしまって…
まあ、単に私がひねくれているってだけなのが結論なんだけど。
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