[コメント] デッドマン・ウォーキング(1995/米)
犯罪者に、遺族感情を救うより先の救いはいるのか?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「死刑」について考える映画なんだけど、個人的に死刑には賛成なので、同情心も薄れた。遺族の感情を優先にする判決がもっと多くなってもいいと思う。 ここで引き合いに出していいものか、数年前に起こった山口の母子殺人事件での判決は、ひどすぎる。 生後間のない、両親の愛情を一身に受け、幸せに育つはずの赤ちゃんと、夫の愛に包まれた奥さんが、「セックス」したくなったがための青年に殺された。 加害者に同情の余地がある?
マシューが心から改心し、許しが乞えたのも、死というものを身近で感じたからに他ならない。
死で遺族の心がすべて休まるとは言えないけれど、大切な人を殺した者がのうのうと生きているという辛さからは解き放たれるはず。
「Dead man Walking」とは、死刑囚が独房を出されて、死刑執行室に向かう時の看取のかけ声。
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