[コメント] 男はつらいよ 知床慕情(1987/日)
三船の華が寅さんに勝ってしまった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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色々とこれまでのシリーズとは異なった部分が多い作品。定番の冒頭での夢が無く、寅の花見の想い出から始まり、おやおや。とか思っていたら、メインヒロインが竹下景子。あれ?この人『口笛を吹く寅次郎』(1983)でもマドンナ役やってるじゃない?全く違う役を演らせてるなんて、らしくないな。
出来としては老いたりとは言え、三船敏郎が無骨な“漢”って感じで好演してるし、三船と淡路恵子の恋物語は完全に寅さんを脇に追いやってしまっていた。やっぱ華があるよな。この人って。二度目の竹下景子も落ち着いた雰囲気でかなり感じ良し。
後、やっぱり北海道を舞台にしただけあって自然の描写がかなり良し。ストーリー的には取り立てて言うべきところが無いのがちょっと難点だが(笑)
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