[コメント] 男はつらいよ 寅次郎の縁談(1993/日)
☆竹〜松 46作目: まるで、原点に返ったかの作品です。 寅さんも前作より、若々しく感じられます。
映画のなかでは、御前様の姿は登場しませんが、源ちゃん等の言葉によるとお元気そうです。亡き笠智衆さんをしのんでか、そうでないか、映画版”男はつらいよ”の初代マドンナ(御前様のお嬢様)がセーラー服の"娘"をつれて、里帰りしてました。 このシリーズの歴史をかいま見た思いです。
作風もまるで、原点に返ったかのような、展開となっています。
満男もすっかり大きくなり大学卒業前、就職活動に悩んでいます。うまくいかない満男は、家を飛び出して、瀬戸内海に浮かぶ小さな島へとたどり着きます。そこでの数々のエピソード・・・・まるで満男が、寅さんの今までのエピソードをトレースしているようです。 そこへ、現れる寅さん・・・ 何やらこの頃の寅さんは、人間がすっかりできて(??かなぁ〜??)すっかりいい人(?謎?)になってきていますね(笑)
例によって、、例によって・・・その島へ来てる女性と恋に落ちます(笑)1990年代の寅さん・・・やはり、離れ小島まで行かないとこういう風情は出ないんでしょうね。その風景と相まって、とてもしっくりいった作品でした。
・・・で、満男くんっ 泉ちゃんは、どうなったの? (笑)
にしても、今は、この時の博さんとさくらの心情は、まだまだぼくには、伺い知ることはできないのですが、うちの息子がこれくらい大きくなった頃、この作品を観なおしたら、また、新たな、発見があるのでしょうか???
2000/1/15
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。