初めて、「男はつらいよ」シリーズで、先が読めないシチュエーションでした。しかも、観る前に、渥美清さんの遺作と分かっているので（ビデオで観ました）もう、観る前から、泣く準備が出来上がってしまっています・・・(T^T)

しかも、舞台が奄美大島なんです・・・。これはＴＶシリーズの「男はつらいよ」で最終回となった、場所なんです・・・・。　　（この時の結末は、この場では言わないことにしておきます。）

山田監督は、どういう想いでこの場所を選択したのでしょうか。本シリーズに幕を下ろそうとしていたのでしょうか？それとも、あるいは、渥美さんのお体を、気遣っての事だったのでしょうか・・・(; ;)ホロホロ

その真意はよく知りませんが、撮影中に起こった阪神大震災を見舞う寅さんの姿。

それだけで、心が熱くなってきます・・・・・・。

ストーリーに関しては、この回にのみネタバレ禁止でしょう。

　　　＊最終回にふさわしい、男と女の一大叙情詩でした。　　　　　　　　　　　　　　　2000/1/22記

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　　　＊追記＊

ぼくが、「男はつらいよ」を観はじめたきっかけは、1996/8/4　渥美清さんの訃報でした。ＴＶの特番などで　映画や、かつてのＴＶシリーズを放映していたのがきっかけです。

それまでは、寅さんはもちろん知ってはいたのですが　あまり、観たこともなく

どちらかというと、ダサい映画・・・。

ぼくには関係ないって認識だったのです。（別に、自分がかっこいいって訳じゃーないんですが（笑）　）

でも、ビデオで１作目から観ていくうちに、どんどん魅力に引き込まれていきました。

今日が、2000/1/22ですから、全て観終わるまでに、実に３年半かかったわけです。

その間、登場人物も、どんどん老けてったり（失礼）したわけですが、ぼく自身も、その時は、まだ生まれてなかった息子も、だいぶ大きくなったりと、いろいろな変化がありました。

この48作目のみを、いきなり単発で観た人には、「寅さん」がどう映るか少々、不安ですが。シリーズを通して、とても楽しませてもらいました。

日本人の心が、ここにはあるんだと思うんです。

きっとまた、古い作品から、観てしまうんだろうなぁ〜・・（笑）

寅さん、、そして、「男はつらいよ」に関わった関係者各位の皆様。

　　　　　　ありがとうございました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｆｕｆｕ　2000/1/22