[コメント] 時計じかけのオレンジ(1971/英)
駄作だと思う。0点があればそれをつけたいほど。
駄作だと思う。0点があればそれをつけたいほど。
しかし当時描いた近未来という意味ではリアルである。 今でこそさりげない近未来はSFでは当たり前つつ定番の”売り”の 部分だが、当時にリアルな近未来を描くという点ではすごい才能だった 人なのだと思う。それに免じてまず1点。
当時の基準としてはテーマは良かったのだと思う。 当時にこういう不条理なバイオレンスを描いた作品がなかったのだとしたら それはそれで評価に値する。しかし今の基準でこれで感情移入しろ、とか これでインパクトを受けろ、と言われてもそれは無理。
また、”当時はこんな映画でインパクトを受けていたのか..”という驚きと 半分馬鹿にして楽しむ意味ではそれなりに楽しめるので かろうじてそれで+1点で合計2点。
それから去勢手法なども案外”これもありかな”というリアルさがあるので そういうセンスに+1点。で合計3点。
おお甘に評価して3点。
映画自体を総合評価した場合は実は”0点”。 ”わかる人にだけわかれば良い”という映画作りはもともと評価しない。 その上、その”わかる人にはわかれば..”という部分さえも才能、高尚さ、 インテリジェンス、インパクト、アイデア、などを感じない。 総じて言えば”ちゃっちい””貧相””面白くない”。 総合評価は実を言えば0点。
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