[コメント] 婉という女(1971/日)
今井正は尋常ならざるスケベだと思う(ちょっと云い過ぎか)。岩下志麻をはじめ楠侑子、長山藍子そして佐々木すみ江までが抑圧された性をジトジトと表出する。メイクや照明も偽悪的に感じるほど女の欲望を暴露する。また河原崎長一郎が嫌な役でもう勘弁して下さいと云いたくなる。画面は全編テレビドラマのようで平板。
(ゑぎ)
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