[コメント] ゴッドファーザーPARTII(1974/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ゴッドファーザー2覚書(「実録マフィア映画の世界」を参考)
脚本はプーゾが父ヴィトーを、コッポラが息子マイケルを担当。 兄殺しのみ二人の意見が対立。母親の死後に行うことで妥結。
ドンが暗殺された理由はロバート・デュバル演じるアイルランド系ドイツ人の弁護士(トム・ヘイゲン)をファミリーのナンバー2に抜擢したことが遠因で、マフィア社会でのドンに対する信頼が薄れた結果だった。外国人を幹部にするのはいくない。
マイケルの妻ケイはプロテスタントでコルレオーネ家はカソリックであったことも夫婦の確執の原因。
コッポラはコルレオーネの家族像は「マフィアよりケネディ一家のそれに近い」と語る。
もともとコッポラは続編を考えてなかったためわざと無理な条件をつけた。ギャラは100万ドルで監督はしないで若手に任せ(ロジャー・コーマン、マーティン・スコセッシを推薦)製作ならする。脚本やキャスティングに口を挟ませない等。
ソニー役(子役)はコッポラの息子ロマン・コッポラ
ホテルでケーキを食べるアル・パチーノの横後方の男はコッポラの叔父
コッポラの実父、カーマイン・コッポラはニーノ・ロータの例のメインテーマ以外の音楽を担当。PART2でロータと共にちゃっかりアカデミー作曲賞を受賞。
回想場面でデニーロが見るオペレッタ「ザンザ・ママ」はコッポラの祖父フランチェスコ・ポニーノの作品
パチーノがキートンに見せる息子の絵はコッポラの長男ジオ・コッポラの書いた絵
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