[コメント] 座頭市(1989/日)
娯楽に徹したテンコ盛活劇で楽しめた。殺陣のスピード感はさすが。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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北野武版を見てからだったが、同じように監督・主演のワンマン娯楽劇で似たような印象だった。シリアスでいながらもすっとぼけた感じが似てる。大樽で転がって登場とか、蟹江敬三す巻で血しぶきとかサービス精神旺盛だ。
殺陣へのこだわりも伺われてどの場面もかっこいい。終盤の大立ち回りでは大勢の敵を向こうにまわして超人的に強いのだが剣さばきが素早いのでなんだか納得してしまう。
その分市の孤高な悲しみが置き去りにされて、陣内や奥村など敵のしょぼさもあって一人で浮いている感じもした。緒方拳との対決でそのあたりを見せてくれると思っていたが、あっさり片付けられて消化不良だった。
現代版とはいえ、英語の歌詞の歌が入るのは苦笑もんでした。
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