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[コメント] ダンボ(1941/米)

この殺人的な可愛らしさは凄まじい破壊力。
づん

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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こりゃヤッバイ!まぁとにかくダンボの造形。もうこれに尽きるだろ。耳が大きいからと気持ち悪がられる必然性は皆無だよこりゃ。誰がどう見たって可愛すぎるだろ。むしろ誰より可愛いぞ。だからダンボの耳が欠点で、それを逆手に取って長所にするっていう設定はあまり活きていないと思う。たとえ飛べなくたって、どう見ても最初から長所だし。可愛いってだけで充分長所だし。耳を踏んづけて転んだり、耳を毛布代わりにして包まったり、本当に殺人的可愛さだ。そしてそういうディズニーの豊かな想像力の前に私はただただひれ伏すしかありませんでした。

また、単に可愛いってダケではなく、母子の絆や信頼の基に築かれる友情など泣かせる要素も満載。私は映画を見てよく泣く方ですけど、両目から流したのは久しぶりでした。愛くるしい動きがまた涙を誘うんだ。ジャンボの鼻のあの動きには愛おしさが溢れていたし、母親にそうしていたように、ティモシーのしっぽを鼻でつかんで歩くダンボの姿からは無条件にティモシーを信頼しているという事が想像出来る。

もうなんだろ。この作品は私にとってキラッキラに輝く星みたいなものです。あーもう毎日枕の横にDVDを置いたまま寝たいよ!

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08.10.10 記

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)りかちゅ[*]

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