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[コメント] 心の旅路(1942/米)

古い映画だ。一つ一つ物語を積み重ねて行く。急ぐことも無く、けれんみも無く淡々と。昨今のように観客に媚びたりはしない。が2時間(最初30分は退屈だが、導入部だ)の間、釘付けだ。その後数々の亜流作品を生んでいる。やはり名作だ。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







J・ヒルトンは何故自分で、脚色をしなかったのか?

というのは彼は、同年のミニヴァー夫人でアカデミー脚色賞を獲得しているからだ。しかしこの疑問は‘ぐるぐるさん’のコメントで氷解した。有難うございます! 原作未読で、ずーっとこの疑問が残っていました。

確かにこの原作では出来んわなぁ。原作の良さを否定するような作品ですから。文字と映像の違いですね。彼女が再登場した時、えっこの人・・・と思った観客―私もそうですが―も多かったと思う。

それでも、ラストに、私もおもわず拍手していました。

(評価:★5)

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