[コメント] アルビノ・アリゲーター(1996/米)
映画が中盤に入るまで、ここがこの映画のメインステージなのだと気づけなかった密室というにはやや空間が広く感じられる(観念的な意味です)。ただ、ネーミングセンスと役者はバッチリですね。さすがケビン・スペイシー、とうならせるのはソコ。
そう、私はきっとニブイんです。たぶん、ご覧になった方には、「はは〜ん、ここからが見せ場だな」と思う瞬間があったのではないかとおもいますが私にはありませんでした。やっぱり映画って、見るときに意識せずとも何か期待しているところがあるはずなんですよね。それがまぁあてがはずれたとでも申しましょうか。その時点でわたし的な評価は2となったわけです(別にそう思いながら映画みてたわけじゃないですよ念のため)。
しかし、役者がそろった、という感じの出演者の皆さんはすばらしかった。ゲイリー・シニーズも良かったけどやはりこの映画はマット・ディロンがすばらしく良かったのではないかと思います。彼も色々な映画に出ていらっしゃいますが、中でもこの映画の演技は秀逸といえるのでは?ストーリーや映画としての満足感はそれほどでしたが、役者を見る満足感はタップリ、でした。
アルビノ・アリゲーターというタイトルがまたよかった。映画の中盤ではちょっとだれてしまったけど、最後がきっちりとしまっているのでポイント高いと思います。
・・・といろいろならべても、いくら自分の中を掘り返してみても、残念ながらこれ以上の評価につながるものが出てきません・・・よくできた映画、きれいにまとまった映画、というところでしょうか・・・・
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