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[コメント] 処女の泉(1960/スウェーデン)

映画館で観たならば、楽しい気持ちで帰ることはないだろうと思った。
なつめ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







まとまらないのでつらつら書きます。私はなぜか三兄弟の末弟の気持ちになって観ちゃってた。父親が神に懺悔と誓いをたてて、それだけで奇蹟が起きたのが不思議だった。教会を建ててなくても言葉だけでいいんだ、と。

インゲリが一番救われたような顔をしていたように思えて、実行犯より何もできなかった加害者としての意識のほうが罪を感じるのかもしれないと思った。自分の醜い心情を告白できた妻もインゲリもたぶんその時点でいくらか気が楽になって救われている。言われたほうはたまらないだろうけど。

(評価:★3)

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