[コメント] はなれ瞽女おりん(1977/日)
人材登用だけで喰って来た篠田の集大成的作品だがちょっと綺麗に作り過ぎ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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水上勉の原作は本当に、涙を禁じえない程に素晴らしく（「越後つついし親知らず」と並んで中短編の最高作だと思う）ラストの余韻もまた格別なのだが、この映画が用意したラストシーン、おりんのしゃれこうべが木陰にポツリという、のは全くもって言語道断、本当に許し難いセンスである。
原田芳雄は十八番の役柄を実に卒なく演じている。
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