[コメント] 追跡者(1970/米)
マイケル・ウィナーの西部劇。時代の空気をよく映してか、或いはイギリス人監督らしさというべきか、陰惨かつ複雑な西部劇だ。この種の苦悩する西部劇の類の中では出来は良い方だと思うが、しかし見ていて疲れる。バート・ランカスターはすこぶる強い執行官だがピッコロを吹くところが面白い。
ロバート・ライアン、リー・J・コッブ、J・D・キャノン、ロバート・デュヴァル、ジョセフ・ワイズマン、ジョン・ベック、リチャード・ジョーダン等錚々たる男優陣が皆複雑な役どころ。そんな中でシェリー・ノースのベッド・シーンは忘れがたい印象を残す。彼女も複雑な役ですが「映画は被写体が勝負!」という単純さがある。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。