[コメント] 俺たちに明日はない(1967/米)
二人が大ケガして逃走してもなおかつ、あの牧歌的なカントリー音楽「フォギー・マウンテン・ブレイクダウン」を使うセンスが緊張感を削いでいて”現代人”の私にはどうにも付いていけないんだけど・・・。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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とても共感出来る生き方ではないアンチヒーローなのに、後戻り出来ないみんなに哀れみを感じたのは、どんな凶悪な犯罪者にも人間としての側面が有ると言うことを思わさせられる。
クライドはインポテンツといった屈辱的なコンプレックスを持っていた故に、銃によってその”男らしさ”を補っていたに過ぎないからだ。
「誰かが死んで終わるような映画は”逃げ”だと思います。」とは宮崎駿監督の弁だけど、実話だからこれは当てはまらないですね。
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