[コメント] 友達(1989/日=スウェーデン)
安部公房原作では、四畳半かなにかの狭いアパートだったはず。外国産のこの映画ではひっろい豪華マンション。日本の住宅事情を鋭くえぐる(笑)。
まず感覚を麻痺させて常識を崩し、その後常識の真否を問う(つまり婉曲的に常識を否定する)。シュールレアリズムってのは、本当に宗教団体の洗脳手法と発想が似ております。
そういう意味で、この映画は外国人キャスト、広いマンション、無国籍っぽい街というところがミソ。日本人キャストでは現実的すぎて「夢うつつ」状態にはならなかったでしょうから。
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