[コメント] 恋のマノン(1967/仏)
可愛いくて綺麗なカトリーヌ・ドヌーブが、顔はいいけど中身のない自分にどういうわけだか惚れてくれる。盆暗男の貧相な妄想。
天使が盆暗男に微笑むという、今も繰返し繰返し撮られ続けているテーマ。一定以上の支持が必ず得られる。ただし現在では、洒落た会話に気を配ったり、最先端の流行を取り入れたり、アクションを組み込んだりなど、結果的に映画として楽しめる工夫の凝らされていることが多い。
その点、本作は素朴だ。しかもそれを確信的にやっているのではなく、精一杯カッコつけてる感の漂うあたりが、貧相を感じる由縁である。
批判を受け付ける作品でもないだろうが、女をぶつシーンがひどい。
70/100(14/09/11見)
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