[コメント] ボーイズ・ライフ(1993/米)
こういうのを「端正な演出」と言ってはいけないのだと思う。単に「正確なフレーミング」「適正なシナリオ処理」というだけだ。
デビッド・ワトキンの美しい撮影やデ・ニーロやエレン・バーキンの個性的な演技、そして、この監督の何とも生真面目な演出。演出力を感じさせないわけではない。フォードやホークスの失われたがゆえの諦念と愛も感じさせる。しかし生真面目過ぎる。もっと言えば、「教育」も「成長」も描かないのはある種の冒涜だろう。
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