[コメント] 恋愛小説家(1997/米)
ヘレン・ハントって、ALTとかで日本に来て中学生の人気者になる「外人のおねえちゃん」っぽい感じがします。
ブロンド美人だけれど、人に威圧感を与えない、というような意味で。
その彼女が母親相手に愚痴りながら泣くシーンは、
ぶざまといえばぶざまなんだけれども、もらい泣きしそうになりました。
別に恋愛感情を抱いているわけでもないのに、
息子の主治医の奥さんにやきもちを焼くくだりとか、
「何で自分こんなこと考えちゃうんだろう。今、頭の中覗かれたら嫌だなあ」という、
誰にでもあるような瞬間。
説明するとまどろっこしいものの、
そのまどろっこしさにこそ、「あるあるある」と激しく同意します。
自分だっていっぱいいっぱいなのに、弱っている人に差し伸べる手を持っていて、
その手がとても温かそう。
「自分の実年齢より上の役と、
自分より知能の低い女性の役はリスクが大きいと言われた」
と、当時のインタビューで語っていたけれど、
本当にそういう役だったのかな?
若づくりで柄にもない知性派ぶった役をやっている女優の方が、
もっと「いろんなもん捨てている」ように見えるんだけれど。
あ、この映画の主人公って、ジャック・ニコルソンだっけ。忘れてた。
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