[コメント] 恋愛小説家(1997/米)
役者的には凄く良いんだけど、ストーリー展開にひねりが無さ過ぎる。 030911
強迫神経症の小説家を演じるのが、ジャック・ニコルソン。 あの風貌・演技なので、役柄にぴったりである。 相手役のウェイトレスは、ヘレン・ハント。 もちっと、「若い&美人」だと思ってたけど、 役柄の「苦労するシングルマザー」のおばさんぶりがばっちり。 疲労感漂わせる弛緩した「おばさんオーラ」と、 ふと見せる「女としての美しさ」との差が非常にわかりやすい。 そんな二人に、落ち目のゲイの絵描きが絡んで、非常に楽しい物語だけど、 「恋をして変わる自分」以外のネタが弱すぎる。恋の行方で保たせるタイプで、 それが、「面白さ」なのかもしれないけど、 主演二人の質が高いから、ストーリーにも質の高さをつい求めてしまう。 まどろっこしさは、デ・ニーロとストリープの「恋におちて」並かな。 というか、まんま、あんな感じ。 役者だけなら☆四つ、ストーリーは☆二つ、結果☆三つってとこかな。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。