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[コメント] 逢う時はいつも他人(1960/米)

この甘美感は何なのか。緩やかな展開と滑らかな時間推移がすばらしい。恋愛は始まり、終わる。われわれはこれを無駄とも不道徳とも思わない。成就への希望と、成就してしまうことの心配と不安との間で、巧みに翻弄される。その翻弄の仕方の上品さがこの映画の身上。
(★4 ジェリー)

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