[コメント] ゴダールの映画史 第1章すべての歴史/第2章単独の歴史(1989/仏)
これに対してどうたらこうたらと長く語ることはしないが、というか出来ないのが真相だが、『映画史』の存在意義は大きいと思う。ただドキュメンタリータッチで映画についてを見せるのでなく、これは紛れもなくゴダールの作品。映像と音響のコラージュ。タイプライターの音が頭から離れない。面白いものではないのに、見ていて何故か気持ちが高ぶる。そんな簡単に理解は出来ないようなゴダールらしい引用と彼の思想から、映画とは何か?の答えを見つけると言うよりは映画の存在について感じるための作品だ。後にも先にもゴダール以外の人間がこういった形で映画について語ることはないだろう。
1Aと1Bの2章しかまだ鑑賞していないのだが、当然残りの6つの章も鑑賞したい。そしてこの『映画史』から映画を感じたい。おそらく再度鑑賞するだろう。
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