[コメント] 貴族の巣(1970/露)
映画を見終った人むけのレビューです。
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演出力を感じる。ピクニックシーン。花ブランコ。ワイン樽?の乙女のピストルためらい恥じらい撃ち。沼のボート。
セピア色。懐かし効果というより、ちょっと安っぽい。フィルムの退色劣化?
レンムさん。音楽の先生。冒頭指揮。
ヨーロッパ地図と当時の街並みの絵画。筆記体の冒頭。
15年ぶりに帰ってきたフョードル・ラブレツキー。ほこりだらけの邸宅。召使のアントンのラブレツキー家の昔語り。
巣=戻るべき場所。落ち着く居場所。
パリ社交界の花:バルバラ。フョードル、隠し切れないロシア臭。居心地の悪さ。
ボロネジの近く?ラブレツキーの土地。ロシア語をしゃべれないロシア貴族の娘。ロシアの土地=巣と無縁なロシア人に疑問を感じる。
人と故郷。人と土地。風土と無縁に人は生きられるか。都会に順応できる人と順応できない人。
親戚の娘リーザ。フョードルを好きになる理由がいまいちわからない。
求婚者パンシン。内務省官吏。リーザにとって結婚相手として申し分ない身分。
バルバラとは別れた。新聞で突然の死を知る。フョードル自由の身。
花束を・・・
まさかのバルバラ、生きていた。でも、もう元には戻れない。
鼻持ちならない求婚者パンシン。でもわが身は落ち目。
ロシアの土地は受け入れてくれるのだろうか・・・。
Дворянской гнездо ドボリャンスコイ グネズド(発音は保証しません)noble nest
ロシアポータルサイトで検索すると、ホテル貴族の巣、レストラン貴族の巣があった。ロシアでは知名度のあるツルゲーネフ作品なのかも。
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