コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ワーニャ伯父さん(1971/露)

シュニトケの現代音楽と連写、セピア画面。どうなるかと思ったが、王道の演出で安心。山咲千里似の後妻の色香とダメ男たち、外は湿った雨で倦怠感ムンムン。
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ワーニャ伯父さん、領地の管理。独身。ひたすら兄?いとこ?教授に仕送り。

教授。芸術論。通風。

後妻エレナ。私は添え物。

ソーニャ。先妻の娘。Drにあこがれる。田舎娘の自覚。劣等感。

ドクトル。アフリカ救済の理想?

カメラゆっくり家屋の中に。照明に工夫。顔面に影。雨漏りにグラス。量が増えている=時間が経ったという表現。

エレナ、ドクターにソーニャをどう思っているか探りに。「一度だけ」ドクターとキス。

教授、ここを売り払って、フィンランドに行こう。ワーニャとソーニャの苦労は何だったの、ということに。

ワーニャ、教授に耳うち。「お前の論文は三文の価値もない」ささやき皮肉は効果甚大だ。

ワーニャ、ピストル持ち出し。

教授とエレナ帰る。ドクターも。

残ったワーニャとソーニャ。帳簿つけ。ふたりのむなしい共感。憐憫キス?

空撮。天国で幸せに。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)SUM[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。