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[コメント] サブウェイ・パニック(1974/米)

現代の感覚では頼りないと言う感じがするが唯一の見所はクライマックスのワンシーン。
HILO

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「ハクション」「お大事に」 まるで吉本新喜劇のようなワンパターンなやりとりが定期的に繰り返される。 それがまさかクライマックスのワンシーンへの伏線とは…。 映画自体は頼りないしよくある刑事ドラマのような内容。 鉄道警察の連携がもっと上手いとそれなりに緊迫するのだが、 まるで田舎の警察のようにリアリティーゼロでなんだか白ける。 ウォルター・マッソーの飄々としながらも、 いざとなると頼れる警部補のキャラクターが生きない。 ロバート・ショウは『ジョーズ』のアウトローな船長とは真逆の、 切れ者知能犯(多分、元軍人)を演じている。 本当の主役はロバート・ショウと言っても過言ではない。 ただし『ジョーズ』のイメージが定着している為に最初は違和感に苦労したが(苦笑)。 最後はロバート・ショウが追い詰められて自殺するのだが、 ここは頭脳戦を駆使して逃げ切ってほしかった。

(評価:★3)

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