[コメント] L.A.コンフィデンシャル(1997/米)
ストーリーは2流、キャスティングは1流。
この映画は物語としては並程度だと思う。
ハードボイルドを装ってはいるが、稚拙なシナリオのボロが随所に見え隠れする。
キャストがそれをカバーしているに過ぎない。
但し、彼らの好演はそれらをカバーして余りある程。
特にガイ・ピアース、ラッセル・クロウ、ケビン・スペイシーといったメインキャストの三人は
それぞれの持ち味が良く出ておりその実力を見せ付けてくれた。
キム・ベイシンガーも魅力十分だった。
古参であるダニー・デビートの演じたコミカル且つ腹黒いスクープ記者。
そしてジェームズ・クロムウェルは言うまでもないハマリ所である。
豪華なキャスティングを据えた映画は沢山あるが、俳優陣がここまで期待を 裏切らない作品は珍しい。そういう意味で言えばこれは十分名作の値ありと思う。
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