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[コメント] シティ・オブ・エンジェル(1998/米=独)

まずは素晴らしい撮影。久しぶりに朝日と夕陽の演出を見たという感じがする。あとメグ・ライアンの胸の話から思うこと。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 メグ・ライアンがニコラス・ケイジの手を斬りつけるシーンを中心とした部分のなんともつまらなさだとか、彼女の恋人の医者の描き方の中途半端さとか欠点はいくらでも指摘できるとは思う。どうして無理からに悲劇にしてしまうのかという疑問もあるだろう。でも良いじゃないか。これは破綻はあっても紛れもなく映画だと感じることの出来る美しいフィルムだ。映画においては、ストーリなんてどうでもいい。

 話し換わってメグ・ライアンはデニス・フランツから、「ペチャパイ」だと言われてた。それまで彼女の胸など殆ど意識したことがなかったけれど、アメリカではそういう認識なのか、と以外に思ったことを覚えてる。  それにしても、映画を背負って立つヒロインに対して脇役がそんな事言うかな...と時代が変わったことを痛感した。

#例えばグレタ・ガルボキャサリン・ヘップバーンに劇中でこんなこと言うなんて考えられなかった。

#デニス・フランツっていうのは、『ベルリン・天使の詩』でいうと、ピーター・フォークの役回りの人ね。

(評価:★3)

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