[コメント] ションベン・ライダー(1983/日)
これもまた運動そのものの快楽を追求した作品と見ることができる。成功するか失敗するか、綱渡りのようにギリギリのところを突っ走る長回し。しかし照明の当て方を見れば、これが素人のお遊び的なものではなく、非常に考え抜かれたカメラワークであることがすぐわかる。多くの場面においてロケーションがその場所であらねばならない物語的な必然性は皆無。破綻など最初から気にしていないような豪胆ぶりに驚く。
(赤い戦車)
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