[コメント] CUBE(1997/カナダ)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
‥とりあえず。
ます最初に考えるのが、
「誰が何処から入れたか」
なんじゃないのかなぁ‥。それが普通の思考順序だと思うが???
確かに「誰が」の部分は推測不可能でもさ〜。
ま、いきなりあんな所で目を覚ませば、そんな考えもぶっ飛ぶか。
ともかく私は、彼らが「選ばれし者達」とは考えない。無作為選出であれ運び込まれた僅かな連中だから、彼らは誰もが選ばれた人なのだけど、「迷路を解くのに必要だとして誰も欠かせない面子」として選ばれたのではない‥という意味でね。
そして、迷路を解くヒントとして映画に配置された小道具は「ヒント」として用意されたとは思わない‥もとい‥映画製作者の意図で配置されてはいるのだが、あの「CUBEの設計者(達?)が意図して用意したもの」としては映画を描いてはいない。‥と思う。例えば、部屋の色や壁面の図像によって解読が可能かもしれない‥とか。
彼らは偶々出逢っただけで、映画冒頭の彼のように、出逢わず消えていった者の存在を、私は無視できない。彼ら以外にも、色々な組合せは試されるのだろう。いや、定期的に供給されているのかもしれない。‥とか、様々な考えにドキドキさせられる。
なにより、あのシステムで遺体の清掃がどのように行われているのかが気になる。
■蛇足
「文明の交替ってモノが象徴されてるなぁ〜。」って思った。
説明すると長くなるのでしないけど‥。
誤解を恐れず付け足すと、古代文明は深遠だと改めて思い返した。
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