[コメント] 俺たちは天使じゃない(1989/米)
基督教のためにまたもやデ=ニーロは×から××てしまった。
面白くないとは言わないが,面白いとも言わない。
ペンのよさが漸く解った映画。あの,困ってしまい何も言い逃れできない二人が佳い。確かに,あの演説が一番のクライマックスだ。
デ-ニーロはコメディで大根役者になると再確認した映画。『キング・オブ・コメディ』を開き直り映画だと思って評価してきたのに,これが本気でやっているのだとしたらかなり問題だ。アル=カポネの時と演技が全く同じじゃないか,どこが「デ-ニーロ=アプローチ」なんだ? オイオイ。
おまけに「愚かなる生き物,汝を女という」その儘のデミ=ムーア。全然市井に生きる人間の強さを表現できていないので,完全に映画の添え物と化している。
寧ろ,この映画で一番評価したい役者は,あの女の子。
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