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[コメント] ぼくのバラ色の人生(1997/英=仏=ベルギー)

貴重な「孫と祖母モノ」が・・・
Bunge

ひたすら少年のキュートな空想と、お婆ちゃんとの心温まる交流を撮るほうが感動すると思うし、性同一障害者に対する偏見も和らぐと思う。孫と祖父(または爺さん)ものは多いけど、老婆との交流モノってすごく少ない。この作品はその隙間産業な恩恵を受けられたかもしれないのに、惜しい。

終盤で重い展開になったけど全然リアルじゃない。取材してないんだと思う。それはメインのリュドヴィックにしたってそう。すごく可愛くてセンスの良い空想シーンが続くけど、取材しなくてもセンスさえ良ければ撮れそうなシーンばっかだった。

(評価:★4)

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