[コメント] ナイトウォッチ(1998/米)
怒涛の結末に至るまでの布石がうまい。不信感あおりまくりが成功の秘訣ではないでしょうか。ただ、犯人の顔がわかってからはせっかく築いたスケールの大きさが肩幅くらいに小さくなり、ちょっと残念。
あっという間にどどどどど、と走りぬけ、気づけば小さな後姿があるのみ、という印象の結末。○と引き換えに友人を救うわけだけど、ヒドい男だしね、お友達。
「二枚重ねの手袋」までは、背骨がこおりそうなくらい怖かった。となると、オリジナルの『モルグ』はすっごい怖そうだ…。
ただ、警部補役で名脇役ジョン・C・ライリーがここでもいい味出しているのがうれしい。ほとんど何もしゃべらないのに。
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