[コメント] この森で、天使はバスを降りた(1996/米)
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のデビッド・モースに次ぐ悪人が。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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シェルビーの夫にオレは怒髪天を衝いた。こういう醜悪に捻じ曲がった悪には心の底から怒りが湧いてくる。最後の教会で「私はパーシーを良く知っていたつもりだった」とか言いながら自分のしたことを告白してんだけど、嘘こけ。お前が知ってたのはパーシーの前科だけだったじゃないか! パーシーと一体どのシーンで親密になったというのだ! 「パーシーに盗まれないよう金庫から金を取った」だと? どう見てもパーシーを泥棒に仕立て上げるために金庫から金を取り出したようにしか見えない。それに中盤までの幸福な日々も常にこの男の影がちらついて、不吉な予感がしっぱなしで殆ど楽しめなかった。このような嫌みったらしい悪を有耶無耶にして強引に話を丸く収めるからラストはボロボロ、無理がある。作文コンテスト、山に住むイーライ、パーシーの過去・・・様々な意匠が織り込まれているのだが、見事にどれも中途半端だ。三流としかいいようがない。結局イーライはなんなのよ?
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