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[コメント] メリーに首ったけ(1998/米)

下ネタをさらりとみせる監督の手腕は見事だと思うし、ラストは愛に溢れてる終わり方で、爆笑できるシーンも多々・・・ 2003年1月2日テレビ鑑賞
ねこすけ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「わしのメリーを奪いおって!」俺はてっきり主人公かと思った。ギタリスト最高。おじちゃん最高!あのオチには爆笑。タッカー(エセ建築家)の絶妙なタイミングで「あいつは建築家じゃない」「殺人犯だ」の台詞も爆笑、チャックで豆とソーセージをひっくり返して挟み込みにも爆笑、犬との攻防も爆笑、その後包帯まみれになった犬にも爆笑、ジェルのメリーにも爆笑、メリーの弟が耳を障られた時のパンチにも爆笑、一番笑ったのは刑務所。

とにかく、爆笑しまくった。映画見てる間。

けど、多分この映画で一番「面白い」シーンは、ジェルを髪につけて、それをおどおどしながら見ている主人公の目。あれは演技ですか!?って疑うほど面白い。(その後シーンが変わってなぜメリーの髪型が戻っていたのか疑問ではあるが)

しかし、想像していたものと全く違った。

昔の恋人を忘れられなくて、メリーを探して、そこからくっつくまでを描くのだと思ってたら、出会うまでが意外に長い。すこし、じれったかった。

しかしヒッチハイカーの一件で一気に巻き返された。実際アメリカではヒッチハイカーを殺す事件やらヒッチハイカーが殺す事件なんて結構あるみたいですしね。真面目に考えると怖い世の中です。(なぜ立小便だけでヘリまで飛んで、逮捕されてたのかわからんが)

けどまぁ、前半は、笑えるシーンはさほど多くは多くなかったが、次第に笑えるシーンが増えていき、あまり酷く中だるみさせられなかった(多少はあったが)

物語全体に愛が溢れていて良い話なのだが・・・

問題はラスト。

無理矢理まとめすぎじゃないか?メリーの葛藤もクソもない。あれじゃメリーが尻軽女に見えても無理はない(実際そう見えた)

あんなに無理矢理まとめるくらいなら、もう少し長くして丁寧な終り方をしてくれてもいいかと・・・

あのアメフト選手もかわいそうすぎるし。

(評価:★3)

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