ジョーもキャスリーンも恋人はいるけど不満なご様子。

当時、この映画を観た人はネットでナンパ、してたんだろうなぁと思いを馳せながら。

きっと既婚者の浮気のハードルも著しく下げたんじゃないでしょうか？ｗｗｗ

ジョーの店、FOX BOOKS の売り場担当のレベルはキャスリーンの情熱に追いついていないまでも、売り場の造り方、見せ方、理想みたいなものをもう少し映画でも描いてあげたらいいのに。

可哀相に、作品内の報道でも金満主義と編集して報道され、キャスリーンにも言われたい放題。

現実の出会いがこんな感じだったら、絶対長続きしなさそう。

あと、２人が始めて会う際の目印。

ジェイン・オースティンの「恋愛と偏見」に赤い薔薇。片方だけが目印を持たされて、ジョーはキャスリーンよりも一足先に相手を知る事ができた。ある意味、コレはズルいｗ

今なら、今日の服は○○、写メ交換、ってな感じでお互い会う前に顔バレしてるもんね。逃げようがないし、嘘のつきようもない。

古き良きって感じ。

中途半端な時代の最先端を描写した作品って何か妙に古く感じる。今のご時世だと、むしろ、文通とかの方が古く感じない、みたいな。

ＰＣは分厚いし、モデム回線が繋がってるし、♪ピーヒャラヒャラ〜ティリュ〜ティリュ〜なモデム接続音が懐かしいやらこっぱずかしいやら。

でも、まぁ、ストーリー自体は普遍的なものなので楽しめましたけど。