[コメント] ユー・ガット・メール(1998/米)
キャスト、舞台、ともに好みなんだけど、何か「物足りない」という言葉がしっくりくる(?)映画。
メグ・ライアンは相変わらず、小さなしぐさ1つ1つが可愛いし、映画の画面が明るくなるような印象を醸し出している。これは彼女の才能だろうな。
トム・ハンクス は、手堅いなあ、という感じ。特にこの映画での彼が素晴らしいとは思わないけれど。
ニュー・ヨークの街並みも、いい雰囲気だ。映画での印象ほど奇麗な街ではないと思うけど。
ただ、脚本・ストーリーにはやはり難があるような・・・。 言葉のみのコミュニケーションが生み出す微妙さや、こまやかな心情描写は、正直言ってうまくできていない。
また、ストーリー的にも後半にかけては、「ふーん」という感じだった。
僕は、基本的にはラブ・ストーリーというのは素直に見るほうで、こうして難癖付けるのは好きじゃあないんだけど、キャストや舞台がいい感じなだけに、もうちょっと何か欲しかったなあと思う。
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