[コメント] ペギー・スーの結婚(1986/米)
いくら物語が良くてもキャラに無理ありすぎ。ターナーのみならず、あんなふさふさ髪のケイジはギャグでしかありません。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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キャスリーン=ターナーを主役に、コッポラ・ファミリー総出演で製作された作品。コッポラ監督ものとしては珍しいSFチックな作品で、タイムマシンが出ない『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)みたいな感じ。それでターナー、ケイジ共に本人役で25年前の役をやったのは、意外に面白い結果を生んだと思う。まるで現代日本で日々量産されているライトノベルっぽい作品に仕上げられていた。ラストも、過去を後悔して生きるよりは、新しい今を生きよう!と言う非常にポジティヴなもので、後味もすっきり。変にこねくり回さず、キャラの魅力で作り上げたような作品である。ストーリーを捻るのが好きなコッポラにしては珍しい作品だ。
ただ、こう言っちゃ何だが、やっぱりキャスリーン=ターナーが高校生役をやるのは無理があったし、そもそもおっさん顔してるケイジも高校生役やってると、凄まじい違和感があるのも確か。特にふさふさ髪のケイジが登場するたびに、頭ばかりに目がいってしまうため、ケイジの印象が強烈な割にどんな役だったかよく覚えてないという不思議な役回りになってるのも特徴か。
ちなみにタイムトラベルを行おうとしていた秘密集団のコスチュームはフリーメイソンのもの。よく文句言われなかったものだ。
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