[コメント] 伝説巨神イデオン 発動篇(1982/日)
あまりに甘美な破滅への誘い
生き残る事への欲望のドラマ。
求めれば求める程。 あらがえばあらがうほど程。 全ては加速度的に破滅へと収斂していき、しかし逆説的に”生き切った”満足感が充足される。
それは人間存在の本質なのであろう―――。
イデのゲージに浮かぶサインが、予定調和を求める視聴者の存在など、無用である。 とでも言わんばかりに冷徹に輝くのを見ながら、青少年は自分という現象の帰結が如何なモノであるのかを想わされる・・・
危険な映画
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