つうより、ここまでやらないと父親としては失格なのか？と考えさせられてしまった。医者を含めて他人任せはダメって事だな。しかし看病って大変だ。

経済力と知識が病と闘う武器ならば、その反対は貧困と無知。病を助長する。『砂の器』は、この映画の対極にある。アメリカは「勝つ」映画を作って、日本は「負ける」映画を作る。何だかなぁ･･･。

ロレンツォ・オドーネ氏は、2008年5月30日に死去したと毎日新聞が報じた。享年30才。食事を喉に詰まらせた事後疾患（肺）が直接の死因らしい（出展：http://en.wikipedia.org/wiki/Lorenzo%27s_Oil）。ALDが直接の死因になったわけじゃなく、また2008年現在では、父親の思いついたオリーブオイルと菜種油の合成油をベースとした薬が、初期ALDには明らかに効果があるという臨床結果も発表されている。