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[コメント] 永遠と一日(1998/仏=伊=ギリシャ)

バルカン半島という・・・
キンジニヤニヤ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







不和と争いを宿命づけられたような半島の南端に位置し、美しい海に囲まれ表面上はまったく平穏でありながら、その実、バルカンのもつ闇のパワーを免れることが出来ず、日常と非日常が水面下でこすれ合い、引き裂かれるような危うい均衡のもとに成り立った物語。

「アレクサンドーレ!」 ラストで幼いときと同じように、あの不思議な、大いなる母のような声が聞こえるようになり、再び永遠を取り戻した場面は鳥肌ものである。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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