[コメント] ウェインズ・ワールド(1992/米)
アメリカの80年代から90年代への変換を如実に表した映画。移り変わる音楽シーンに必死でしがみつく人、ロックへのこだわり、バカ映画故に、「愛」が溢れてる、というのは言い過ぎか?
サタデーナイトライブを知っていて、なおかつロックと放映当時の北米でのTVCMを知ってると、この映画を100%楽しめる。 逆に言えば、知らない部分があれば損をする、そんな映画。
なぜ知らなければいけないか、というと、それらすべてに対する創る側の「コダワリ」というものがあるから。バカバカしさに溢れているが、それらを「知っている」からこそ、あんな映画が作れたんだと思うよ。 なんといっても、サタデーナイトライブは、ただのバラエティ番組なんだから。当時で言うのならば、日本の「夢であえたら」が映画化されたような感じ、とでも言えばわかるかな?
それにしても、この映画を北米以外で放映するとは思わなかったデス。 Queenのリバイバルブームがうまく重なってくれたんで、日本でも放映することにしたのかなぁ。 確かに、ロックが好きな人は楽しめる部分もあっただろうけど、ネタの多くが、北米で放映していたCMのパロディだったもんなぁ。 そういった意味で、ボクにとっては学生時代のノスタルジーってのも点数に含めておきマス。
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