[コメント] メッセージ・イン・ア・ボトル(1999/米)
きれい事ですな。とあっさり吐き捨てたら悪い気もするが、まぁ…きれい事だらけですな。
自分の思い違いならすみませんが、確かこの原作になった小説は、まだ途中までしか書き上げていない状態で映画化が決まったと雑誌で読んだような気がするのですが…。最近はそういうパターンも珍しくないようで。優良なオリジナル脚本が不足している最近のハリウッドではベストセラー作家の進行中の小説はもちろん、ちょっとでも「なんか良さそう?」と思ったら書き上がるのを待たずに即映画化権を買ってしまうらしい。
で、この作者はまだ書き上げていないのに映画化が決まってしまい、焦ったんじゃないだろうか。自分はあのラストの唐突さ・安易さに呆気にとられたが、「きっと原作者がプレッシャーでおかしくなっちゃったんだな…」と同情してしまった。原作は未読だから映画化に際してラストが変わったのかもしれないし、上に書いた情報自体もうろ覚えなのでもし違ってたらすみません。
あ、あと男と女が恋におちるのが早すぎ。恋におちてからの葛藤をじっくり見せたかったのだろうが、海岸で拾った手紙入りビンが縁で出会ったという奇異なる2人ですよ。手紙の内容は素敵でも実際はどんなヤツだかわかったもんじゃない。それが拾った女性も手紙の主も美男美女で、ほどよい年回り。だからってそれだけで恋愛に発展するほど世の中甘くない…ハズだろ? それがあっさり次の日に恋仲になられちゃあ、こっちものめり込めないんですよ!
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