ビリー・ボブ・ソーントンの「スリング・ブレイド」といい、これといい・・。クセ者役者は知的障害者モノがお好き？

さすがにこっちは怪力大男なので、ジョン・マルコビッチに任せて、自分はけっこうおいしい役で、遠い目線がカッコイイ。

二人はもちろんまわりの役者もいいかんじ。その分、それぞれのカラミが少なかったのが残念。腰曲がり黒人ジョー・モートンとも心を通わせるまであとちょっとだし、犬殺されたおじいさんもラストではほったらかし。 ハッピーエンドではなく、せつないラストは良いのだが、からみのあったサブキャラたちの整理をしてほしかったなと思いました。

しかし、マルコビッチ、アブナイなー。アブなすぎて見てるこっちも引いちゃいました。だってワシの好きなシェリリン・フェンぶっ殺しちゃうんだもん。このネーチャンの役、頭悪くて自己チューで無垢という、どっかの映画でもやってたなー。殺し屋に狙われる、乳児持ちのバカな女・・・。