コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] クラッシャー・ジョウ(1983/日)

荒唐無稽、気分爽快のスカッと爽やかなスペースオペラ…である筈だったが、安彦良和のキャラは敵・味方ともあまりにもカワイすぎ、そしてヒーローたるべき主人公は青すぎた。
水那岐

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







だから残虐に殺されていくマーフィー・パイレーツの連中はあまりにも可哀想であり、汚い仕事を任せられる少年の悔やみもあまりにも苦い。やはり安彦は青春期の痛みにこだわらざるを得ない作家であり、高千穂遥とのベクトルはまったく逆方向を向いている。その感覚は20年を経て再見した今も変わらない。

今も安彦氏のファンであり続ける自分にとって、この点数は残念ではあるが。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。