[コメント] π〈パイ〉(1998/米)
モノクロの映像によって映画全体がすでに記号化され、テーマである”人間が作りだした記号”との格闘に深みを出している。また音楽も無機的、記号的。
煙草のスモーク、長方形、らせん、DNA、巻き貝、コーヒーとミルクの関係、計算式、学術記号、囲碁、タイポグラフィー、渦巻き・・意識的に美しいものとして存在しないものの中に潜む美しさを垣間見た。
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